映画と絵本の小部屋

映画と本をこよなく愛するお父さんのブログ

Archive for the '映画' Category

白雪姫のバージョン違い

木曜日, 12月 8th, 2011

白雪姫にもいろいろなバージョンがあるのですね。びっくりしました。 僕にとっては、本というよりディズニーの映画「白雪姫」が絶対的な感じがしています。あまたある白雪姫の絵本の中でも、もうイメージが確定してしまっており、あのディズニーのキャラクターでないものは違和感を持ってしまうほど。 映画の力は怖いですね・・・。 今、あのディズニーの映画を見ても、名曲のオンパレード(「ハイホー、ハイホー」とか)。当時のディズニー映画は音楽理論的に「ミッキーマウス何とか」という表現をしていますが、動きに合わせて作曲と演奏をつけているのでその同期性はすばらしく面白いのです。人が滑って転ぶときには、あの映画の中に出てくる音(表現ができませんが)、が本当に聞こえてきそうな感じがします。 それに7人の小人の名前と性格がそれぞれユニークでとても面白い。7人の性格の違いが物語の盛り上げに一役買っている設定はとてもよくできていると感心します。 白雪姫の原著の日本での最初の翻訳者は菊池寛だったそうです。すごい!

人を触ることで鍛えられる筋肉について

金曜日, 8月 20th, 2010

ユニクロが単独でスポンサーしている季刊雑誌「考える人」の最新号で、内田樹さんの対談が掲載されていてそれが(相変わらず)面白い。 今、所属する神戸女学院大学で振付家の方と一緒に授業を持っているそうなのだが、内田先生は基本的に映画を生徒に見せてそれについて振付家の方と語り合うというパターンだそうで、それで先日観たのが『燃えよドラゴン』。その話を受けて、僕も改めてDVDを引っ張り出して観てみました。 ここに出てくるブルース・リー(李小龍)の筋肉は本当に美しい逆三角形でほれぼれするが(胸囲108cmに対してウエストは67cmだったと記憶する)、この人の筋肉を見て振付家の方は「ダンサー(プリンシパル、バレエの男のほうの人)の筋肉と似てますね」とおっしゃったそうな。 ダンサーはプリマドンナを抱えたり抱き上げたりするために相応の筋肉を必要とするのだが、それはどう造られるか?最初は赤ちゃん?から始めてだんだん大きな人を抱えていくというようなプロセスをとるそうなのだが、要は、人間を抱き上げるというトレーニングによるそうで、決してバーベルを持ち上げるとかそういうことによるものではないそうだ。 ブルース・リーの筋肉を見ると、非常に細かい腱のようなものが刻まれており、たとえば腕なんかはそれほど太くはない。こういう筋肉のつき方は、人間を”触る”ことによって造られるタイプのものだそうで、ここがダンサーと似ているそうだ。 ブルース・リーでも、ジャッキー・チェン(成龍)でも、「本当に強いのか?」という基本的な問いがなされることがあるけれど、ブルース・リーは割りと「本当に強かった」という話が残っている。彼自身は新しいジークンドーという流派の始祖でもあるが、人と競い合うことで造られた筋肉、という話を聞くと、やはり実践(実戦)を通してあの肉体を造り上げたのではないか、と想像をしてみたくなる。 ちなみに本質的なことではないけれど、僕はブルース・リーの話す英語が割りと好きだ。すごく礼儀正しい?英語を話すのでわかりやすいし、ジークンドーについて語ったインタビューなどは抽象的・思弁的なことを、割合と簡単な単語を用いてうまく説明している。もっとも僕に抽象的・思弁的なことを英語で話す機会はないけれど。