映画と絵本の小部屋

映画と本をこよなく愛するお父さんのブログ

Archive for 12月, 2010

BRIOを”ブリオ”と発音する、って最初はわかりませんでした

金曜日, 12月 24th, 2010

BRIOって”ブリオ”と発音する、とわかるまで、割と小声で”ブリオ”と呼んでました。 我が家では、一時期プラレールのようなプラスティックのものを避けて、木のレールがよいのでは、ということでBRIOの電車セットを買っていたこともありました。プラレールは自動で動いちゃうのですが、BRIOは基本的に手動なので、おもちゃへ積極的に関わらないと遊びも充実しない、という意味ではこっちのほうがよいんじゃないか、と考えていたからです。 とはいえ、実際には今の手持ちバランスで言うと、プラレール8のBRIO2くらいで、圧倒的にプラスティックものが優勢ですが・・・。 値段が割りとしっかりしているので、気軽には確かに買いにくいところもありますし。 でもプレゼントとしてもらったりするのは、とてもうれしい類の商品です。もちろんものもとてもよいですよね。 木のレールを出しているのは、むろんBRIOだけではありません。ほかにも僕が知っているだけで数社ありますが、それぞれレールには互換性があって、そのへんでは大変助かります。少し前にここでふれたボーネルンドも、自社製の木のレール出していますが、おそらく互換性があると思います。企業間の競争とかあるとは思いますが、ユーザーにとっては、こういう配慮がとてもありがたい。おばあちゃんやおじいちゃんから買ってもらうのに、ブランドをものすごく限定しないといけない、となっちゃうと、たちまち購入のハードルがあがっちゃいますしね。

こびとづかん-こびとの世界へようこそ

木曜日, 12月 16th, 2010

「こびとづかん」という絵本(?)が出たとき、とても面白いと思った。はっきりいって「気持ち悪いこびとの数々」、はっきりいって「大人の悪ふざけのような印象」、はっきりいって「ばかばかしいような、そういう大人の遊びを応援したいような気持」から絵本を購入したのだけど、これが子どもに受ける。とても反応がよかった。パパの面目躍如でした。 (ちなみに、我が家では奥さんは「絶対にこういう絵本は私は買わないわ」と言っていた) しばらくは外に出かけるたびに、息子は木の根もとや草むらにこびとを探していた。 最初に「こびと」を我が家に紹介してからずいぶんたつ今、そう、ちょうど昨晩、一緒に風呂に入っているときでも、天井の換気扇の小さな隙間からこびとがのぞきだすんじゃないか、みたいな話で盛り上がったりもした。 こどもは信じているのかな? こういう虚実のあいまいなところで、僕も子どもとの会話を楽しんでいる。 最初に書いたように、「こびとづかん」は大人が遊んでいるような印象を受けているのだが、遊ぶならしっかり遊ばないといけない。そういう意味で「こびとづかん」はシリーズで、大百科だったり、グッズだったり、その世界観をトータルで出していく「商品戦略」(大げさだけど)を持っていて、これまた面白い。 僕はフィギュアとか好きだなあ。ポケットから顔を出しているクサマダラオオコビト、なんてリアルな感じがして楽しいじゃないですか。 とはいえ、僕にとっての”心の”「こびとづかん」は、なばたとしたかさんのこれではなくて(失礼)、佐藤さとる作、村上勉絵の「コロボックル」シリーズなんですがね、ほんとのところ。僕もこういう世界が大好きだった。いつか子どもたちにはこの世界を紹介したいと思っている。

チェブラーシカ-国民的キャラクターってすごい

水曜日, 12月 8th, 2010

ロシアの「ばったりたおれやさん」という意味の、チェブラーシカ。っていわれても意味がわからないので、調べてみますと、「ドスンと落ちる」等の意味を持つ古い俗語「チェブラハッツァ」(чебурахаться) から来ている、そうです(ウィキペディアより)。 日本でも絵本のみならず、ぬいぐるみや弁当箱、バックなどいろんなキャラクターグッズが売られているんですね。 キャラクターにそんなに興味がない僕ですが、これはかわいいと思う。 今度、映画が公開になるんですよね。 アテネオリンピック以降のロシアの公式キャラクターになったり、愛知万博ではロシア館で飾られたりと、本当にロシアという国家を代表するチェブラーシカ。すごいですね、国を挙げてのキャンペーンというか。もうロシアといえばチェブラーシカ。 日本を代表するキャラクターってなんだろう、と思ってしまいます。キティちゃん?アトム?もしかして今は、村上隆のキャラクター!?まさか。 ウィキペディアによれば、「スターリンによってディズニーのようなものを作れと指示されていたが、その死後なんとかかんとか」とあって、もうこれが本当に国家の方針によって進められてきたというのがわかる。もちろん当時の社会主義国の情勢というのは、そういうことであって、今これを知って「古臭い」「おそろしい」と思うのは簡単だけど、まあ本当にすごいことですね。 そんなチェブラーシカですが、絵本とアニメといろいろ作者が違ったりするので、権利関係もややこしくこれまでもめてきたことも多いようです。 とはいえ、こういう話を聞いても、すこしだけ自信のなさそうな、やさしそうなこの顔を見ると、僕はあらためてキャラクターの強さ、というのを感じます。もうそういうことは関係なく、僕はチェブラーシカだよ、って感じで小さな声で主張しているように見えますよ。

ボーネルンドのカタログの写真はなかなかよいです

水曜日, 12月 8th, 2010

ボーネルンドというおもちゃメーカー(?)をご存じだろうか。日本発の会社で、おもちゃの輸入販売のほか、自社ブランドでおもちゃを作ったり、こどもが遊べる室内の遊び場を提供したりしている。幼稚園なんかに内装から提供して、のびのびと子どもが遊べる環境を作ったりもしているみたいだ。 僕はSIKAという、まあ日本でいうトミカにあたるミニカーのブランドをここで知った。値段はトミカより”断然高い“けど、トミカにはない車種がある(なんといってもヨーロッパ車!)し、割とブルドーザーとか”はたらくくるま”系が充実しているので、あえて買ってしまうことも。VWのゴルフ、なんてちょっと通っぽくて気に入っています(息子ではなく自分が)。 それと、たぶんベストセラーだけど、オーボールという赤ちゃんでもつかみやすい網の目?のボール。これは本当に息子と娘が小さいころからお世話になりました。ありがとうボーネルンド! というボーネルンドなのだが、カタログで使われている子どもの写真が、なかなかよいのです。外国の子どもの写真が多く、さまざまな人種の子どもが出ているのだけど、ほんとうにみな生き生きとしていて、楽しそうで、子どもらしい伸びやかさにあふれている。 ボーネルンドの社長さんは中西さんという方。で、この写真をとっているのは、中西あゆみさん、という方。 そうなんです、この方は社長の娘さんなんです。 少し前まで、講談社のクーリエという雑誌で、フォトエディターという仕事をされていたりもしましたが、フォトジャーナリストとして活躍もされているようです。 僕はボーネルンドの関係者と知らずに、この中西あゆみさんの写真展に行ったこともあったのです(あとで気づいた)。僕が親しくしてもらっている後藤勝さん、佐々木康さんというフォトジャーナリストの方の関係で出かけた写真展が中西さんのもので、そのときにも子どもの生き生きとした表情をみて、いいなあと思ったものでした。 カタログというのは、もちろん取扱商品の説明という本来の目的もあろうけれど、ブランドのアピールや会社の姿勢を表現するツールでもありますよね。その意味でボーネルンドは成功している、と思います。  

グリム童話から思い出すあれこれ

水曜日, 12月 1st, 2010

グリム童話は、つい先日、11月23日をもって本当に残念ながら閉館してしまった、八ヶ岳のふもとにある「絵本の樹美術館」の最後の企画展で特集されていた。僕は21日の日曜日に出かけていき、館長さんにあいさつをし、2Fの展示をゆっくりとみた。そこでは古ーい本や研究書なんかも展示されていて、とても興味深かった。 余談だけど、その館長さんは、実は僕が前に働いていた会社の大先輩の方。大先輩はその後、そこを退職された後、いろいろあって渋谷に小さな書店を開いた。そこは子どもの本を中心とした、今でいうセレクトショップ、のような形だったみたい(僕は知らないのできっとそうじゃないかなーと想像をしているのだけど)。 池袋のリブロが、今、あんなふう、つまり紆余曲折を経て日販の子会社になってしまうずっと前、まだ西武百貨店の書籍部だったころから95年くらいまでの、いわゆるリブロ黄金期まで社長をつとめた小川道明さんという方が書かれたエッセイ「棚の思想」の中に、「渋谷の宮益坂をあがったところにあった童話屋は、本好きの心をとらえて離さない店だった。子供向けのプレゼントを買いに来たお客は長い時間相談をして、喜んだ顔をして買っていった。金額は大したことはないけれど、きっと幸せな時間を過ごしたのだろう」みたいに書かれている。 長い余談だな。 ともかくも、かつて、その「童話屋」という店を切り盛りされていた方が美術館を運営していたんだけど、その中には小さなブックショップもあって、これを見るのが僕の楽しみでもあった。僕が知りもしない、かつての「童話屋」を「セレクトショップ」と想像するのは、この小さなブックショップを見ているからでもあるのだよ。 で、ようやく、その美術館のグリム童話展の話に戻る。 日本の明治初期に「おおかみと七匹のこやぎ」が入ってきたときに作成された絵本があって、その原画の一枚が出ていたけど、おおかみもやぎも擬人化されて二本足で立っていて、着物を着ていて、でも顔はリアルな筆でおおかみとやぎのまんま・・。「本当は恐ろしいグリム童話」って本が一時期はやったけど、これは違う意味で恐ろしかった。 で、展示には当然のことながら絵本も数々紹介されていた。「おおかみと7匹のこやぎ」「ブレーメンの音楽隊」なんか、懐かしくて思わず手に取ってしまった。いろいろなヴァージョンが出ているけれど、やっぱり、僕は福音館書店が出している、ちょっとクラシックな感じにも見えるものがいいなあーと思った。「おおかみ~」では、きちんとおなかを縫うシーンも描かれているし、前、ピーターラビットのところでも書いたように、きちんと「残酷な」ところも描いてあるのがいい。それに、何より瀬田貞二大先生。日本の児童文学を作った一人だね。こういうものが、信頼感があって、僕はすきだ。 ちなみに、僕のうちの近くにはブレーメン通り商店街ってのがあって、そういう意味でも「ブレーメンの音楽隊」は身近に感じます。 なんだか、承前、という感じだが今日はここまで。